Cペプチドはインスリン生合成過程の副産物で、インスリンの前駆体であるプロインスリンの分解によりインスリンとCペプチドが同じ分子数産生される。
インスリンと分泌動態がおおむね平行するが、血中半減期はより長く、体内で消費されることなく尿中に排泄される。また、外因性のインスリン(インスリン製剤)にはCペプチドは含まれないため、Cペプチドを測定することにより、インスリン治療中の患者でもβ細胞の分泌機能を推定できる。
- 血中Cペプチド測定
その時点でのインスリン分泌能を評価できる - 尿中Cペプチド測定
ある一定時間内のインスリン分泌総量の評価が可能
参考)医療情報科学研究所, 病気が見える vol.3 糖尿病・代謝・内分泌 第2版; p.12-15 (代謝疾患 – 1型糖尿病)
最近のコメント