1. 作業場の換気
2. 健康診断の実施
3. 労働時間の短縮
4. 作業の遠隔化
2018-a005 産業衛生管理のうち作業管理はどれか。
1. 作業場の換気
作業環境をできるかぎり良好な状態で管理 → 作業環境管理
2. 健康診断の実施
労働者の健康状態をチェックし、異常を早期に発見したり、進行や増悪を予防 → 健康管理
3. 労働時間の短縮
作業付加を軽減 → 作業管理
4. 作業の遠隔化
有害要因の暴露を避ける → 作業環境をできるかぎり良好な状態で管理 → 作業環境管理
解答 3
労働衛生の3管理
- 作業環境管理
作業環境中の有害因子の状態を把握して、できるかぎり良好な状態で管理していくことです。作業環境中の有害因子の状態を把握するには、作業環境測定が行われます。 - 作業管理
環境を汚染させないような作業方法や、有害要因のばく露や作業負荷を軽減するような作業方法を定めて、それが適切に実施させるように管理することで、改善が行われるまでの間の一時的な措置として保護具を使用させることなども含まれます。 - 健康管理
労働者個人個人の健康の状態を健康診断により直接チェックし、健康の異常を早期に発見したり、その進行や増悪を防止したり、さらには、元の健康状態に回復するための医学的及び労務管理的な措置をすることです。
上記の3管理が労働衛生管理の基本となるもので、これに総括管理と労働衛生教育を加え、5管理とすることもあります。
衛生学は「生ヲ衛ル学」
この問題は、これこそ「衛生学」という感じの問題ですね。どうしても勉強をおろそかにしてしまいがちな分野ですが、調べていくと沢山役に立つ知識に出会えます。衛生学は「生ヲ衛ル学」、すなわち「人の命を守るための学問」だったのだと。北里大学の衛生学のページにとてもいいことが書いてあります。一読をおすすめします。次の問題
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