2018-a036 免疫について正しいのはどれか。




1. マクロファージは抗原を提示する。
2. ヘルパーT細胞は補体を放出する。
3. 好中球は抗原を特異的に認識する。
4. サイトカインは抗原と特異的に結合する。

 


2018-a036 免疫について正しいのはどれか。

1. マクロファージは抗原を提示する。
2. ヘルパーT細胞は補体を放出する。サイトカイン
3. 好中球は抗原を特異的に認識する。非特異的
4. サイトカインは抗原と特異的に結合する。抗原

解答 1

抗原提示細胞:マクロファージ・樹状細胞 (生理学3版 p.282 生体の防御機構 – 単球とマクロファージ)

へルパーT細胞はサイトカインと呼ばれる物質を放出して、B細胞の分裂や抗体産生を助けたり、マクロファージが病原体を破壊するのを助ける働きを持つ。 (生理学3版 p.283 生体の防御機構 – T細胞)

抗原を特異的に認識して対応するのは獲得免疫の働き。 (生理学3版 p.280 生体の防御機構 – 特異的防御機構 獲得免疫)
好中球やマクロファージは非特異的に異物に対応する。これを自然免疫という。 (生理学3版 p.278 生体の防御機構 – 非特異的防御機構 自然免疫)

体はB細胞から分化した形質細胞によって産生されるタンパク質で、免疫グロブリン(γ−グロブリン)とも呼ばれる。抗体は特定の抗原と特異的に結合する能力を持つ。(生理学3版 p.283 生体の防御機構 – 抗体)


はたらく細胞
免疫って、いろんな細胞の連携によるものなので、少し複雑で面白そうだけどとっつきにくいって方も多いと思います。「はたらく細胞」という漫画がおすすめです。楽しく読み終わったらいつのまにか免疫のことがかなり分かるようになっていると思います。「好きになる免疫学」もおすすめです。こちらは漫画ではなく、漫画チックな参考書です。


次の問題

2018-a037 ホルモン分泌の日内リズムで、夜間、睡眠時に最も高まるのはどれか。

2018-10-13

問題演習として使えるクイズ形式もご利用ください。

【問題演習】第26回 あマ指 生理学(問題27-37)

2018-09-30