蝶形紅斑 (butterfly rash) は、全身性エリテマトーデス (systemic lupus erythematosus, SLE) に特徴的な症状。顔面部、とくに両頬を中心とした左右対称にできる赤い発疹ができる。発疹部は少し盛り上がりがあり、発疹の無い部分との境界ははっきりしている。かゆみはない。
- 50〜70%のSLE患者にみられる。
- SLEに特異的で診断的価値が高い。
L0070513 Lupus erythematosus
Credit: Wellcome Library, London. Wellcome Images images@wellcome.ac.uk http://wellcomeimages.org Lupus erythematosus. 1887 On lupus erythematosus; or bat’s-wing disease / Balmanno Squire Published: 1887.
Copyrighted work available under Creative Commons Attribution only licence CC BY 4.0
参考)東洋療法学校協会編, 臨床医学各論 第2版; p.277(膠原病 – 全身性エリテマトーデス)
参考)医療情報科学研究所, 病気が見える vol.6 免疫・膠原病・感染症 第1版; p.72-79 (膠原病 – 全身性エリテマトーデス)
参考)医学教育出版社, 新・病態生理できった内科学 6 免疫・アレルギー・膠原病 第2版; p.126-135 (膠原病 – 全身性エリテマトーデス)
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