1. 上肢長は肩鎖関節から橈骨茎状突起を計測する。
2. 下肢長は上前腸骨棘から脛骨内果を計測する。
3. 上腕周径は最大径で計測する。
4. 大腿周径は最大径で計測する。
2018-a047 四肢の計測について正しいのはどれか。
1. 上肢長は肩鎖関節から橈骨茎状突起を計測する。肩峰外側端
2. 下肢長は上前腸骨棘から脛骨内果を計測する。○
3. 上腕周径は最大径で計測する。上腕中央部・上腕二頭筋筋腹の最大隆起部
4. 大腿周径は最大径で計測する。外側関節裂隙より成人で10cm上、小児で5cm上
- 上肢の計測
- 長さ
- 上肢長:肩峰外側端(または第7頸椎棘突起) → 橈骨茎状突起
- 上腕長:肩峰外側端 → 上腕骨外側上顆
- 前腕長:上腕骨外側上顆 → 橈骨茎状突起
- 手長:橈骨茎状突起 → 中指先端
- 周径
- 上腕周径:上腕中央部・上腕二頭筋筋腹の最大隆起部
- 前腕周径:前腕最大膨隆部
- 指の太さ:ホィートシーフの指輪で測る
- 長さ
- 下肢の計測
- 長さ
- 下肢長 (棘果長):上前腸骨棘 → 内果
- 下肢長 (転子果長):大腿骨大転子 → 外果
- 大腿長:大転子 → 外側膝関節裂隙
- 下腿長:外側膝関節裂隙 → 外果
- 足長:踵後端 → 足 (母指) 先端
- 周径
- 大腿周径:外側関節裂隙より成人で10cm上、小児で5cm上
- 下腿周径:下腿部で最も太い部
- 長さ
解答 2
参考)東洋療法学校協会編, 臨床医学総論 第2版; p.48(全身の診察 – 身体計測 – 四指の長さと周径)
他覚的変化を追う
施術をして患者さん・お客さんの自覚的な満足「楽になった。気持ちよかった」だけで満足せず、数値化できる他覚的変化を追う習慣を付けてください。それが科学に基づいた治療を発展させるのに大切なことです。次の問題
問題演習として使えるクイズ形式もあります。
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